永井謙佑 過去インタビュー調査

サッカー 永井謙佑 に関するインタビュー情報をネットやSNSから独自に集めました。

永井 謙佑 プロフィール

永井 謙佑 Kensuke Nagai
1989年3月5日生まれ
広島県出身
血液型:B型
身長/体重:177cm/74kg
Pos:FW(フォワード)
所属:名古屋グランパス
出身校:福岡大学

独自に過去のインタビューを調査

全日本大学サッカー選手権でのインタビューにて

一番成長できた時期

■福岡大学に進学した理由を教えてください。
「小・中・高とずっと福岡でしたし、当時の福大も強かったので選びました。九州国際大学付属高校の監督も福大の卒業生だったことも影響しています。夏にはある程度、大学進学を決めていたので、プロからのオファーが来ていたかどうかはわかりません」

■福大では1年生から10番を背負い、レギュラーとしてプレーしました。
「すごく嫌でしたね。4年生がいるのに1年生でプレーすることが、当時はすごく嫌でした。先輩たちは優しかったですし、それなりに楽しくはやっていましたけど(笑)。レギュラーでプレーできていたのは実力というよりも、監督に好かれていたのもあります」

■福大でプレーすることで、世代別の日本代表にも選ばれましたね。
「大学生になって体もできてきて、身長もちょっとずつ伸びてきて、一番成長できた時期であることは間違いないと思います」

■プロを意識し始めたのはいつ頃ですか?
「大学2年生か3年生の頃だったと思います。高校のときはそんなに意識していなくて、楽しいからやっているという感じでした。でも大学に入って、U-19の代表に選ばれると、周りには同世代のプロがたくさんいて、そこで刺激を受けて意識が変わったと思います。プロを意識し始めたのは、そういう環境に入ってからですね」

■代表での活動と大学サッカーの両立は難しかったですか?
「やはりレベルのギャップはありますし、モチベーションの部分で難しいですけど、(大学サッカーも)ちゃんとやらないと先輩が怖いので(笑)」

■インカレの決勝戦を代表招集により欠場したこともありましたね。
「そうですね。それもありましたが、実はあまりインカレに出ていないんですよ。1年生のときは怪我をしていて、2年生のときは弱くてすぐに負けてしまいました。3年生のときはチームはすごく強かったのですが、日本代表(A代表)のため決勝戦に出場できませんでした。点もそんなに決めていなくて、2点くらいじゃないですか。でも総理大臣杯もインカレも、全国大会ということで、とても楽しみにしていた大会です。普段は九州のリーグ戦を戦っているので、なかなか関東や関西のチームと対戦する機会がなかったので、全国大会は楽しみでした」

大学生は自由に時間を使える

■最近の大学サッカーは観ていますか?
「僕とかぶっていた後輩が卒業してからは、正直あまり観ていないですね。インカレは冬ですし、シーズンオフで実家に帰っているので。今の選手で誰がいるかとか、わからないです」

■高校サッカーと大学サッカーの違いは何だと思いますか?
「大学サッカーは、高校サッカーより戦術的で、自分たちで考えることも増えますし、高校やユースから上がってくる選手よりは、大卒の選手の方が理解力は高いと感じます。選手同士のミーティングも多いですし、大学生は自分のやりたいように時間を使えるのは大きいです。授業のない時間を作れますし、平日ずっと缶詰めというわけでもない。大学サッカーの方が、自由が利くと思います。ちょうどユース年代とプロとの間のレベルだと思いますし、天皇杯で対戦しても、下手したら大学が勝つときもあります。4年間一緒にやっている分、チームワークだったり、戦術というのはすごくしっかりしているので、面白いと思いますけどね」

■大学サッカーで一番の思い出は?
「総理大臣杯で優勝したときですかね。僕が3年生のとき、本当にチームが強くて。ほとんどの試合で複数得点していました。戦術的な部分の基礎は大学サッカーで培われたと思っていますし、高卒やユース上がりの選手よりは理解力があった分、プロになってからもすんなり入っていけた部分もあるんじゃないでしょうか」

■名古屋加入を決意した決め手は何でしたか?
「僕が加入したのは、ちょうど(名古屋が)優勝した次の年で、ロンドン五輪の前でしたね。同じポジションに玉田さんやジョシュア(・ケネディ)がいて、吸収できる部分がたくさんあると思いました。2人とも観ていて、化け物みたいに上手かったです」

■自身の性格を一言で表すと?
「“マイペース”です。人が頑張っていないときに頑張る。人が見ている前では頑張りたくないタイプです。試合中はもちろん頑張りますけど、自分のやりたいタイミングでやるというか、それを努力と呼ぶかは分かりませんが、少なくとも僕自身は努力をしているつもりはありません。昔から自主練習の方が好きでしたね」

■海外移籍の経験はどうでしたか?
「向こうの選手は、とにかく体が強かったですね。腕の力とかものすごくて。黒人の選手は規格外に感じました。チームメイトにも(黒人の)ダニルソンがいますが、ダニは優しいから練習で僕らにはそんなに強く当たってこないけど、試合中の力強さを見ていると、あれは嫌だなと思いますね(笑)。敵にいたら本当に厄介です」

■ベルギー移籍の決断は迷いましたか?
「迷いはなかったですね。レベルの高いところでサッカーができれば、国とかチームはあまり気にしていませんでした。家族がいなかったのは少し寂しかったですけどね」

■今、掲げている目標を教えてください。
「名古屋でタイトルを獲りたいです。最後の優勝からかなり遠ざかっていますので。優勝できない理由は難しいですけど、勝負弱いところはあると思います。もちろんそれだけではないですが、強かったときの名古屋は全然ダメな内容でも勝ちきる勝負強さがあったと思うので、またタイトルが獲れるように、大事な試合で勝てるように準備して行きたいと思います」

■最後に、プロを目指す大学生にメッセージをお願いします。
「先ほども言いましたが、大学生は時間を自由に使えるので、マイペースに頑張ってもらえれば(笑)。大事なのは、やり続けることだと思います、結局は。4年生にとってはインカレが最後ですし、プロの内定を貰っている人もいれば、サッカーを辞める人もいるし、違うカテゴリーでサッカーを続ける人もいます。プロに勝つチームがあるくらい、大学生のレベルも上がっていると思うので、4年間の集大成を見せてもらいたいですね」

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