第8節アーセナル対ボーンマス 2度のバックパスミスが命取り…サリバ退場で10人となり、アーセナルが今季初黒星!

プレミアリーグ第8節、インターナショナルブレイク明けにアーセナルがボーンマスの本拠地バイタリティに乗り込みました。この試合では、サカとウーデゴーアの不在がチームに影響を及ぼしています。ボーンマスは、xG(期待得点)12.2でリーグ6位を記録しており、タヴァーニアやワッタラ、セメンヨが繰り出す速攻がアーセナルに脅威を与える存在となっています。

まずはアーセナルの先発メンバーを確認しましょう。GKラヤ、DFホワイト、サリバ、ガブリエウ、カラフィオーリ、MFトーマス、ライス、メリノ、FWスターリング、ハヴェルツ、トロサールが名を連ねます。サカの代役としてスターリングが起用され、右サイドにはホワイトが復帰。メリノはプレミアリーグ初先発を飾りました。

試合開始直後からアーセナルがボールを支配するものの、ボーンマスの積極的なプレスに苦しめられ、ロングフィードはことごとくカットされました。9分にはエヴァニウソンがボックス内に侵入しますが、サリバがクロスをカット。カウンターからトロサールが攻め上がるも、シュートには至りません。

アーセナルはミスも目立ちました。16分、GKラヤのパスミスからボールを奪われ、セメンヨがミドルシュートを放つも枠外。チャンスを活かしきれずに終わります。一方、スターリングの突破は成功せず、チーム全体が苦戦している印象です。

21分、ライスが奪ったボールをハヴェルツ、スターリングへと繋ぐも、最後のループシュートはゴールには届きません。そして30分、トロサールのバックパスがミスとなり、エヴァニウソンと競ったサリバが倒れてVARにより退場処分を受けることに。アーセナルは10人での戦いを強いられることになりました。

試合は進むものの、アーセナルは攻撃の糸口を見つけられません。35分、メリノのシュートはポストの脇をすり抜け、41分にはセメンヨの強烈なシュートをラヤが防ぐも、徐々に攻め込まれる展開に。後半に入ると、ボーンマスがさらに圧力をかけ、64分にはマルティネッリが投入されますが、試合の流れを変えることはできません。

最終的には、クライファートのヘディングからクリスティが先制ゴールを決め、その後のPKでクライファートが追加点。アーセナルは2-0で今季初の敗戦を喫しました。

守備のミスが重なり、試合を決定づける結果となったこの敗戦。サリバの退場や守備陣のパスミスが響き、特にバックパスミスからの失点は痛かったといえるでしょう。

優勝争いはまだまだ続きますが、痛恨の敗戦といえるでしょう。次戦のリバプール戦が大きな分け目となります。

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